会の活動
●研修医派遣中止要望書
2003年9月3日
慶應義塾大学病院卒後臨床研修センター
最高責任者 慶応義塾大学病院長 村井 勝殿
責任者 卒後研修センター長 河瀬 斌殿
要 望 書
私たちは、静岡市立清水病院から被害をなくすために、被害者が中心となって会を立ち上げて活動をしています。
貴センターの「初期臨床研修プログラムの概要」を見ました。連携施設として静岡市立清水病院が掲載されていました。
静岡市立清水病院(旧清水市立病院)は今までも研修医が派遣され、その結果いくつかの医療事故を起こされ,被害者は泣いてきました。
なぜ、研修医が事故を起こしたのでしょうか。むろん、原因は研修医の能力にもあります(ただし,研修医は能力を養うために研修する)が、それよりももっと大きい問題は、過去の事故一覧(添付資料参照)にあるとおり、研修医を指導する力量が病院にないことにあります。「ローテーション人事の弊害」として、地元マスコミでも大きく取り上げられました(毎日新聞 2003年3月5日)。
もし、貴センターのプログラムがシステム的に系統的に実施されれば、必然的に事故が発生していきます。
そこで私たちは、「静岡市立清水病院から被害をなくす会」として、これ以上、被害者を生まないために、研修医を派遣しないよう強く要望いたします。
以上
「静岡市立清水病院から被害をなくす会」
|