会の活動
質問状
作田 明 理事長 様 2007年7月20日
拝啓
前略、突然おたより差し上げるご無礼をお詫び申し上げます。
この度、失礼をも省みずおたより差し上げるのは、作田様が理事長を勤めていらっしゃる八王子北部病院で「乳がん検診」をやっていることを知ったからです。
私たちは、小坂昭夫八王子北部病院長が、静岡市立清水病院(旧清水市立病院)で外科医として勤務していた時、小坂医師の乳がん診断・治療に疑問をもち、訴訟が2件起こされたこともあって、被害をくい止めるために活動をしてきました。
その結果、小坂医師の乳がん診療実態がマスコミや議会で取り上げられ、当時の市長が事実確認に動いたこともあって、小坂医師は清水病院を去り、その後はリハビリ関係の病院を転々として現在に至っています。
小坂医師は清水病院時代にはなぜか「乳がんの名医」と言われ、病院職員の間では「乳房フェチ」と噂されて、乳がんが「清水の風土病」と言われるほど外科病棟は乳がん患者であふれかえっていました。しかし、小坂医師が去った後はなぜか乳がん患者は激減し、風土病は消滅してしまいました。
これは、小坂医師が乳がんでないのにもかかわらず「乳がん」という診断を下していたからだと思われます。
小坂医師の乳がん診断の問題とは、がんを見落としたり、がんではないのにがんと診断したことです。
八王子北部病院の診療科目は内科とリハビリテーションとなっています。ところが、八王子市のサイトには乳がん検診を行っている病院として紹介されていました。調べてみると、小坂院長は視触診による検査を行っているということでした。前述した理由で、小坂院長が乳がん検診を担当しているとなれば心配でたまりません。
過去の経緯をご存知の上で、小坂院長の乳がん検診を認められているのでしょうか。そうだとすればその理由について教えてください。お答えいただければ幸いです。
この質問も質問へのご回答も、私たちのホームページに掲載することをあらかじめお断りしておきます。
なお、小坂医師の乳がん診断・治療についての問題を取り上げた記事をご参考までにお送りします。
敬具
静岡市立清水病院から被害をなくす会
代表 竹下勇子
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