おはなし組木
子どもたちの大好きなお話の主人公や動物を組木にしました。パズルとしても、人形劇としても遊べるし、木の枠もいろいろにつかえます。
他にどんな遊び方ができるかな?
| おはなしタイトル | おはなし組木 | 福音館書店の絵本 |
| おおきなかぶ | ![]() |
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| ぞうくんのさんぽ | ![]() |
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| 三びきのやぎのがらがらどん | ![]() |
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| てぶくろ | ![]() |
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| 三びきのこぶた | ![]() |
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| ももたろう | ![]() |
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| ブレーメンのおんがくたい | ![]() |
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| おおかみと七ひきのこやぎ | ![]() |
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「ぞうくんのさんぽ」は原作者のなかのひろたかさんの許可をいただき製作しています。
ヨーロッパブナ材(28oの厚さ)で紙箱に入っています。(ベトナム製品)

新パッケージになりました。(2010年10月01日より)



絵本の力を借りて!
我が子が1歳の時の話です。
我が子を観客にみたて、「ぞうくんのさんぽ」の人形劇の練習をしていました。
見終えた後、おもちゃを片付けようとすると、息子は怒り始めました。
僕は怒りの意味がよく分からなかったのですが、
結局「ぞうくんのさんぽ」を息子がやりたかったようなのです。
遊べるように出してあげると、納得したように、
僕が演じたようにまねして動かし始めました。
こんな細かいところまで見ていたのかと驚かされました。
この時、絵本を読んでもらったり見るだけでなく、
幼いなりに(自分でやりたい)という気持ちが育っているんだなぁと驚きました。
絵本の力を借りて、
この組木のおもちゃは子どもを手助けできるおもちゃなんだと感じた瞬間でした。
『ぞうくんのさんぽ』ができるまで
「でこぼこ工房とらの巻」より抜粋
時々お客さんから、「どのおもちゃがいいですか?」と、聞かれることがあります。
すると、即座に「そりゃあ、ぞうくんのさんぽですね。」と、答えてしまいます。
それは、『ぞうくんのさんぽ』がおはなし組木として一番最初に出来上がったからです。
本来ならば、「子どもと一緒に遊びたいなあと思うおもちゃでいいんですよ。」と、
答えればいいのかもしれません。
でも、『ぞうくんのさんぽ』の組木は、
動物が次々と背中に乗っていく緊張感と池に落ちる解放感がお話になっているし、
線もシンプルなので気に入っているんです。
そして、何よりも初めにできたおもちゃというのが勢いになって勧めてしまいます。
僕はおもちゃを作る前、保育園に勤めていました。
3才児を受け持った時、よく『ぞうくんのさんぽ』の本を子どもたちに読んでいました。
朝の自由あそびの時など、ひとりでぽつんとして遊びに入れない子がいると、
「今日は、いい天気だなあ、散歩にでかけよう。」と、
片手で象の鼻のまねをしてぶらぶらさせ、
その子に近づき「一緒に散歩に行こうよ。背中に乗せてあげるよ。」と言うんです。
毎度『ぞうくんのさんぽ』を読んでいましたから、すぐその子は理解し背中に乗ります。
マットの所まで行って、「うわあ、池の中におっこちたあ。」と言って、
ごろんところげる遊びをしたものでした。
それを見ていた他の子も一緒に遊びたがり、
何人も背中に乗せたり、
順番をあらそったり、
大きい子が小さい子を乗せたりで、
とても楽しかった思い出があります。
部屋の中の遊びだけでなく、
プールの中でもいっぱい遊びました。
その頃、木の素材が持つ魅力と材料・機械にも恵まれて、
木のおもちゃのあれこれを作り始めました。
その中のひとつに組木おもちゃがあります。
ちょうど、大月書店から『動物組み木をつくる』(小黒三郎著)という本がでて、
夢中になっていろいろ作りました。
初めの頃は、子どもたちもとても喜び、みんなで競ってパズルで遊んだものでした。
そのうちに、他の子に指示されるのをいやがり、
一人部屋の隅でかくれてパズルをやる子も現れました。
僕も、「わあ、はいった!できた!」だけの言葉かけを何度もしている自分に気づき、
ちょっとさびしい思いもしたものです。
そんな時、子どもたちの大好きな絵本にも
いっぱい動物が出ているのはないかなと思い、
真っ先に思いついたのが『ぞうくんのさんぽ』でした。
読んでも読んでもとっても面白かったし、
4匹の動物だけだから、何とかできるかなと思い挑戦しました。
外枠も池になるよう欲張ったのでなかなか思うようになりませんでした。
やっと図案ができて、
作ってみれば動物がしっかり立たなかったりで
やり直しをしなければなりませんでした。
木工もデザインもズブの素人でしたので、
まずは作ってみなければわからなかったのです。
作った後、子どもたちの遊びを見て形が変わっていくこともよくありました。
ですから、いまでもその作り方は、基本的に変わりません。
まあ、そんなこんなで、
組木おもちゃ第1号『ぞうくんのさんぽ』が出来上がりました。
できたおもちゃを人形劇にして、子どもたちに見せると、
次々にやりたがり、
役割分担したり、
パズルにしたりしました。
また、「いつも、ぞうばかりが乗せるんじゃあ疲れちゃうよ。
たまには、かばくん乗せてよ。」とか、
池の枠を立てて、トンネルにして、
「トンネルにつっかかって、落っこちちゃった。」など、
話しを変化させて遊びだしたのです。
これは作りがいがあると思い、
その後『三びきのやぎのがらがらどん』『三びきのこぶた』と、作っていきました。
いちばん苦労したのは、『てぶくろ』でした。
てぶくろの形の中に、7匹の動物を入れるのは大変でした。
子どもたちに見せると、「これは、おしゃれぎつねに見えないよ。いぬみたい。」など、いろいろ言われました。
しばらく、そんなやり取りをしながら、
何とか形になるまでに6ヶ月かかってしまいました。
メッセージ
マーシャ・ブラウンさん 「三びきのやぎのがらがらどん」
など(福音館書店) 画家

1匹1匹の表情に物語のキャラクターが
よく表れていてほんとにおもしろいわね。
この話を聞いたことのある子だったら、
この木製の人物たちを動かしながら、
ひとりで物語を語りたがるんじゃないかしら。
これはパペットみたいに使って、他のお話も演じられると思うわ。
藤田浩子さん 「おはなしおばさんの小道具」など(一声社) 著者

子どもにとって「おはなし」と「あそび」の境はありません。
そしておはなしと遊びをつなぐのにとてもいいのが、
この組木の小道具なのです。
色も塗ってないし、
細かいところまで描き込んであるわけでもない組木だからこそ、
子どもたちは想像し、創造し、楽しんでいくのでしょう。
なかのひろたかさん 「ぞうくんのさんぽ」 など(福音館書店) 作者
ぞうくんのさんぽを、木のおもちゃで造りたいというお話があった時
“シメタ”と思いました。
それは、子供達が保育園で保母さんの背中にのって
実際に遊びたがるという話を聞いていたからです。
出来あがったオモチャをみて、なおさら“シメタ”と思いました。
これなら“ぞうくんのさんぽ”遊ぶができるからです。
絵本の力を表現力に(F)
・はじめの一歩は、「まねっこあそび」幼い子どものあそびは「模倣(まねっこ)」から始まるといいます。
ままごとあそびなど、大人のやることを真似したくなるのが子どもです。
乳児なら乳児なりに、幼児になればなおさら演じることに魅力を感じていきます。
・「まねっこ」から「ものがたりづくり」へ
でこぼこ工房のおはなし組木は、真似から始まった遊びも、
いつのまにか思いついたお話に発展していたり、
大人には考えつかないような使い方を作り出してくれます。
最初はつたないお話でしょう。
でも一緒に遊んでいるうちに、
子どもの中にあるユーモアや発想の豊かさに気づかされます。
また、言葉やしぐさに子育てによってもたらせる宝物を見つけた気持ちにさせられます。
・楽しさこそが、子どもの育ちをあと押しする
ここに参考にあげた組木やロボの使い方は、ほんの一例です。
でこぼこ工房は、あそび方を限定したくないという考えでここまできました。
こういう時代だからこそ、子どもの発想の豊かさをひきだしてあげてください。
おとなと一緒に遊ぶことは、遊びの楽しさを倍加してくれるでしょうし、そ
の楽しさに押されて子どもは育っていくものだと思います。(F)
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