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会報 No.11-2002/04/30

裁判情報・傍聴のお願い

 平成4年、私は清水市立病院で「乳がん」と言われて手術を受けました。手術後、がんの状態を尋ねた私に、乳がんの名医は「神のみぞ知る」と答えました。その時から私の真相究明の人生が始まりました。「私のしこりは何だったのか知りたい」という裁判が、いよいよ法廷に戻ってきました。最近ようやく頻繁に報道されるようになってきた「医療事故・ミス」ではなく、「病院でこんなことが…」という医療犯罪とも言うべき信じられない事実を立証しつつあります。
 清水市立病院外科、乳腺外来では、平成5年頃から初診時に「明日、1日入院で生検」という言葉を使い、初診翌日にしこりをとり(生検)、即日がん告知し、帰宅もさせず、そのまま長期入院させることをやってきました。手術件数が年間100件近くにのぼり、乳がんが「清水市の風土病」と言われてきた所以です。乳がんの名医と言われた被告医師退職後、乳がんの手術件数はおよそ半減。生検を含む乳腺その他の手術件数はピーク時の約1割(平成4年度238件・平成12年度24件=病院年報より)に激減しています。 私の提訴時(平成8年2月)、清水市立病院は4件(内科1件・産婦人科2件・外科1件)係争中だったことを知り驚きました。翌月に1件(脳外科)提訴され、病院全体で6件の裁判がおこされていました。現在、係争中は私1人となりました。他の原告たちはすでに裁判が終わりましたが、かれらの主張が認められたわけではなく、問題が解決したわけではありません。病院全体の体質の真相究明がされるべきです。
 私の裁判は、がんの証拠となった標本のDNA鑑定以後、非公開で審理が進んできました。結局、私のDNAと一致した標本が提出されない限り、初診の翌日にとられた「しこり」の正体がわからないということにいきつきました。もっとも被告(清水市と担当医・平成12年4月退職)側はDNA鑑定結果はがんによる変異だと主張していますが。
 多くの被害者たちのためにも裁判を「公開で」と願い、次回期日を弁論に戻すことができました。清水市立病院で何がおこなわれてきたのか真相究明のため、この裁判をみんなで注視していくことができればと願っております。ぜひ傍聴をお願いいたします。 期日は6月20日(木)午後4時30分。場所は静岡地裁5階第6号法廷です。 どなたでも傍聴できます。直接法廷(静岡地裁、向かって左側の建物)へいらして下さい。詳細についてのお問い合わせは下記へどうぞ。

原告:竹下勇子(「清水市立病院から被害をなくしより良い病院にする会」代表) http://www3.tokai.or.jp/shimizu/     
e-mail:http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P35771241

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