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会報 No.12-2002/09/30

新しい動き

1. 合併に向けて
  来年4月1日付で静岡市と清水市が合併します。それに伴なって、静岡市立静岡病院の被害者と支援者と力を合わせて、新しい会に発展させていくことを検討しています。

2 公開質問状

  10月31日を回答期限とした公開質問状を、宮城島市長と重野院長あてに配達証明付郵便で送付しました(資料1)。 回答については、次回通信でお知らせする予定です。

3 学会参加予定

  12月14日(土)〜15日(日)に「4 安心して生活できる まちへ」―健康福祉の質の保障と当事者の参画―と題し、静岡県立短期大学部で開催される第6回日本健康福祉政策学会学術大会(主催:日本健康福祉政策学会)に、会として参加します。この学会は「人間の尊厳を保つ健康福祉政策」を目指し、2002年に静岡から日本と世界の健康福祉政策の過去、現状、未来を展望できるような学会にしようというものです。参加要請を受けポスターセッション(会の活動を展示で紹介し、説明と質疑応答)で、参加します。当日は、どなたでも参加できます。大勢の皆様のご来場をお待ちしています。

報告

1 パンフレット完成
  会を立ち上げた理由、活動の必要性、会の存在に対する理解を深めていくために、関係者の方々のご協力を得てパンフレットを作成しました。会を紹介する機会にぜひお役立て下さい。必要な部数はいつでも連絡下さい。

2 会員の橋渡し  
  平成13年1月24日に遠藤五郎さん(会員)は、清水市立病院に入院中の奥様を突然亡くされました。その日は静岡赤十字病院への転院を予定していた日でした。主治医の対応に納得できない遠藤さんからご自身の気持ちを市長に伝えたいという要望が会に寄せられ、その原稿を元に、会として市長と院長宛てに9月9日付で手紙を出しました(資料2)。遠藤さんに対する今後の市や病院の対応に、会として注目しています。

3 裁判迅速化へ向けての講演会
  静岡市で行なわれた講演会に会員2名出席。講演を聴講し、医療事故防止の研修会や医療訴訟の迅速化を図るための協議会設立について、患者の意見が反映されていないことに疑問をもちました。患者の意見を入れるべきです。(資料3)

4 会費納入お礼  
  前回の通信でお願いし、早速皆様からお振込みいただき ありがとうございました。今年度から「1口千円、1口以 上」としたため、千円以上を寄付扱いとさせていただき ました。8月末現在で会費は47名47,000円、寄付26 名96,400円、計143,400円集まりました。なを、今 年度未納の方には振り込み用紙を再度、同封しましたの で、よろしくお願いいたします。

5 裁判報告
  前回の通信でお知らせした会員(竹下)の裁判には多くの 方が傍聴して下さりありがとうございました。それぞれの会員の裁判情報はこれからも随時お知らせしますので、情報をお寄せ下さい。あらたに、私たちが危惧していたことが報道されました(資料4)。連絡先を調べ、連絡を取りたいと思っています。

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