運営者に
メールを送る
>>
Top
当会について
会の活動
病院との交渉
被害者の声
会報
No.01-2000/03/06
No.02-2000/04/10
No.03-2000/05/02
No.04-2000/10/22
No.05-2001/02/09
No.06-2001/05/15
No.07-2001/08/10
No.08-2001/10/10
No.09-2001/12/25
No.10-2002/02/05
No.11-2002/04/30
No.12-2002/09/30
No.13-2003/02/28
No.14-2003/06/14
No.15-2004/04/30
No.16-2005/05/25
No.17-2007/06/21
資料
竹下裁判
読者の感想
リンク集
更新履歴

会報 No.14-2004/06/14

1  総会と講演会開催

 5月10日、第4回総会と近藤誠氏の講演会を静岡駅前の東海軒会館で開きました。清水市と静岡市の合併を機に、旧静岡市民にも病院被害と会の存在を知ってもらおうと計画したところ、旧静岡市の議員も出席して下さいました。

 総会では、活動の報告、会計報告、これからの活動予定が話し合われました。総会の後、「成人病の真実」と題してデータを示したスライドを使った近藤誠氏の講演が行われました。

 休憩後、被害者が体験談を話し、会に出られない被害者からのメッセージも代読されました。会に届けられた病院の職員からの内部報告も紹介されました。【資料1 被害者の声

 その後、ルポライターの米本和広氏が静岡市立清水病院の現状について報告し、質疑応答と続きました。

 午後1時から5時までの時間でしたが、最後は時間が足りずあわただしくなってしまいました。反省として、被害者の声の専門用語がわかりにくいという声も聞かれました。それだけ被害者が勉強させられているということでもあります。

 

2 会の名前改称

 総会で出席者から会の名前を変える提案が出されました。会設立から丸3年が経過し、会の目的(被害をなくす)を、より明確にしたらどうかという提案でした。

 提案を受けて、その後、会合等で協議を重ねた結果、5月29日をもって、 「静岡市立清水病院から被害をなくす会」として、活動を続けていくことにしました。 

 

3 坂口大臣あて抗議文送付

  医療裁判をする弁護士について「医療をネタに稼ごうという非常におかしな人」と述べた木村義雄厚生労働副大臣の発言に抗議する解任要望書を国へ提出しました。【資料2

 

4 報道関係

・3月5日付毎日新聞で『ローテーション人事の弊害・背景に医局制度』と題し(掲載当時)清水市立病院医療事故問題が掲載されました。
・5月8日付静岡新聞『副大臣解任を要望』
・5月11日付毎日新聞『新市民に被害訴える総会』 
・5月11日付中日新聞『必然型医療事故も』「がんと闘うな」の近藤誠氏静岡で講演
・5月18日にテレビ朝日「ザ・スクープスペシャル」、20日に同「スーパーモーニング」で、小坂昭夫元副院長が行ってきた医療の問題が放送されました。 

 

5 声を上げてきた被害者(3月〜5月)

・脳外科―――60代男性。平成7年3月、頭蓋骨陥没骨折によって脳を圧迫していると言われ、人工骨を入れる手術を受けた(藤沢和久医師)。麻酔がきれた直後から激しい頭痛と記憶障害に悩んでいる。後遺症の苦しさをいくら訴えても、医者にも事務職員にも見放され、「この病院に来るな」とまで言われた。手術から8年たった今年3月、市役所の相談室で会を紹介された。

・産婦人科――20代女性。緊張性高血圧のため、病院へ行くと血圧が高くなり、自宅では正常値だった。それなのに妊娠継続は無理と言われ、病院へ行くたびに「おろせ」と言われた(岩崎真也医師)。転院して、桜ヶ丘病院で無事出産。そのまま通院し続けていたらこどもを産むことはできなかった。精神的な後遺症に悩んでいる。
     
・外科―――― 50代女性。平成3年に乳がん手術(小坂昭夫医師)。しこりはなかった。「のう胞の中にがんが飛び込んだ」と言われて手術を受けた。がんではなかったのではと、誰にも言えずに手術から10年以上悩み続けてきた。

 

6 裁判傍聴のお願い

 現在、係争中は2件(外科)です。昨年提訴された裁判(前述の2件目の事故)は審理が続いています。会員(竹下)の裁判(静岡地裁)は、7月3日に被告の小坂昭夫元副院長の尋問が行われます。どなたでも傍聴できます。案内は別紙をご覧下さい。

1/1ページ

 

Copyright(C) 1997-2025. 静岡市立清水病院から被害をなくす会