資料
● 静岡新聞2014年7月08日付朝刊31ページ掲載
遺族と和解が成立
清水病院の医療事故
静岡市清水区の市立清水病院で2013年1月に透析治療を終えた男性=当時(83)=が約1カ月後に死亡した医療事故で、遺族側の弁護士は7日、病院側が過失を認め、損害賠償金4千万円を支払うことで和解が成立したと明らかにした。和解締結は3日付。男性は12年12月に肺炎と腎不全で入院。13年1月、透析治療が終了し、首の静脈からカテーテルを抜いた際、血管に空気が入り、脳空気塞栓(そくせん)症を発症した。同2月に転院先で死亡した。
遺族側は「今回を教訓に再発防止策を徹底してほしい」とのコメントを出した。
同院総務課の担当者は「患者や遺族の皆さんに謝罪し、今後二度と起きないように努める」と話した。
(静岡新聞2014年7月8日朝刊31面)
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