資料
● 静岡新聞2016年3月1日付朝刊27ページ掲載
清水病院損賠請求
静岡市、和解見通し
静岡市立清水病院で生検を受けた当時20代の男性が、病院側が適切な処置を怠ったことで上顎の悪性腫瘍が悪化したとして2007年、市に損害賠償を求めた訴訟で、静岡市は29日、原告側に700万円を支払うことで和解するとの見通しを明らかにした。開会中の市議会2月定例会に関連議案を追加提出する。
市によると、男性は04年から清水病院に通院して3回生検を受け、05年に病名の告知を受けた。「病院が悪性腫瘍の疑いを認識しながら告知しなかった」などとして市に約9600万円の損害賠償を求めていた。原告の男性は係争中に死亡した。
(静岡新聞2016年3月1日朝刊27面)
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