資料
● 静岡新聞2025年3月7日付朝刊25ページ掲載
所得税の過少など
2400万円を追加納付
静岡市立清水病院
静岡市清水区の市立清水病院は6日、所得税の過少納付などがあり、追徴税など約2400万円を追加納付すると発表した。昨年7月に行われた静岡税務署による源泉所得税に係る税務調査(対象期間は2019年10月10日~24年7月10日)の報告書を同11月に受領し、判明したという。
調査による指摘事項は所得税の過少納付(対象職員46人、追徴税約2064万円)、所得税の課税漏れ(同40人、同約70万円)、その他の申告誤り(同5人、同約43万円)の3点。追徴税は同院が立て替えて先月10日に納付済みで、今後退職者を含む76人(のべ91人)から徴収する。不納付加算税と延滞税は今月10日に同院が納付する予定。
同院は担当職員の源泉徴収制度に対する理解や事務処理体制が不十分だったとして、マニュアルへの記載や、事務処理の電子化といった対策を講じるとしている。
(静岡新聞2025年3月7日朝刊25面)
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