資料
● 静岡新聞2026年3月4日付朝刊15ページ掲載
腎臓内科 浜医から3人派遣
清水病院 収益改善図る
静岡市議会
静岡市議会2月定例会は3日、代表質問を行い、3会派が登壇した。
経営悪化が続く清水区の市立清水病院について、千須和健一保健衛生医療統括監は2026年度、浜松医科大から腎臓内科医3人の派遣を受け、12年ぶりに同科の診療を再開すると明らかにした。25年度は31億円の赤字が見込まれる中、患者数増加による収益の改善を図る。長島強氏(公明)への答弁。
病院経営企画課によると、腎臓内科は14年度に常勤医師がいなくなり、透析のみの受け入れとなっている。25年度に浜松医科大と共同で生活習慣に起因する疾患の重症化を予防する研究を始めたことがきっかけで、腎臓内科の常勤医師の派遣が決まった。糖尿病由来の腎臓疾患への対応や腎臓にかかわる合併症がある患者の受け入れが可能になり、患者増加が見込まれるとした。
一方で、25年度は皮膚科の撤退と脳神経外科の縮小により、24年度の延べ入院患者数と比較して約1万5千人減る見通し。人件費増加や物価高による光熱費の上昇などで赤字は24年度比で約9億6千万円増額するとみられる。千須和統括監は「今後も大学医局への訪問を継続し、共同研究などの連携を深めて医師確保を図る」と述べた。(政治部・中川琳)
(静岡新聞2026年3月4日朝刊15面)
|