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資料

静岡新聞2026年4月29日付朝刊13ページ掲載

職員4割 退職意向

 
静岡市立
 清水病院
 運営変更で不安大きく
 労組調査

 静岡市が赤字が続く市立清水病院を2027年4月から、清水厚生病院を運営するJA静岡厚生連を指定管理者として両院を一体運営する方針を示したことを受け、市職員労働組合連合会清水病院支部は28日、市役所で記者会見し、全職員に行ったアンケートで約4割が「退職」の意向を示したことを明らかにした。運営形態の変更による待遇や雇用への不安が大きく、「現場の意見を聞かずに通告され行政に見放されたようだ。院内は混乱している」として、早急な説明を求めた。
 アンケートは非組合員を含む職員731人に送付し、2~17日に640人から回答を得た。41.4%の265人が指定管理者制になった場合に「退職」を選択するとし、給与低下や公務員でなくなることなどを理由に挙げた。さらに44.1%の282人は待遇面が維持されれば継続勤務を考える一方、判断材料がなく「悩んでいる」と答えた。
 同支部によると、職員には実質的に3月末の説明会で、運営体制変更が告げられたという。会見した職員は「指定管理者制に反対なのではない。厚生連が手を挙げてくれたことはありがたい」とした上で、説明がないままでは「県中部には看護師を100人規模で募集する病院もある。医療従事者の大量離職が起きれば、清水区の地域医療を支える基盤が失われる」と、人材流失への懸念を口にした。同席した同連合会の長尾徹書記次長は「市長への要求書送付や、直接の申し入れを行う」とした。
 清水病院の赤字は24年度に22億円に上り、25年度は31億円に膨らむ見通し。一体化では、両院の外来機能や診療科は維持しつつ、入院機能は清水病院に集約するなどして効率化を図る。 (清水支局・山本一真)

                (静岡新聞2026年4月29日朝刊13面)

 

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