資料
● 静岡新聞2026年8月28日付朝刊23ページ掲載
静岡市立清水病院
新病院 産科継続されず
指定管理
制度移行 関連条例案提出へ
静岡市立清水病院の指定管理者制度移行に関し、清水厚生病院と一体運用される新病院の診療科に、産科が継続されない見通しであることが27日、関係者への取材で分かった。市は清水病院条例に指定管理者制度の導入を盛り込んだ改正案を、9月15日開会予定の市議会9月定例会に提出する方針。
市は27日、清水病院で職員説明会を非公開で行い、現行の29診療科の継続可否を示したという。市の担当者は終了後の取材に「市長が会見で公表する」として内容を明らかにしなかったが、関係者によると、現在の産婦人科で分娩(ぶんべん)を担っている産科部門は維持に必要な出生数を見込めないことなどから新病院には引き継がれず、婦人科となる見通しという。
また、複数の市民団体が求めている住民説明会について、市の担当者は、周辺自治会に説明していることや、難波喬司市長が会見で説明していることなどから開催しない考えを示した。
終了後に会見した市職員労働組合連合会清水病院支部の職員は、各診療科の具体的な診療内容が示されなかったことを問題視。「大枠だけで、説明を求めてきた中身についてはこれから決めるという部分が多い。この内容が出る時期としてもかなり遅い」として、市が運営移行を予定する来年4月まで約半年に迫っても新病院の具体像が示されない現状に危機感を訴えた。
(静岡新聞2026年8月28日朝刊23面)
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