資料
● 静岡新聞2026年10月3日付朝刊12ページ掲載
清水病院 患者数大幅減
本年度上半期 24年度比2割減
静岡市
静岡市は2日の市議会厚生委員会で、市立清水病院の患者数がここ数年で大幅に減少している現状を明らかにした。特に本年度の落ち込みが激しく、上半期(4∼9月)の速報値では、入院、外来とも2025年度の年間平均から1割減、24年度からは2割減になっているとした。
市は赤字続きの同病院の運営を指定管理者制度に移行し、清水厚生病院と一体運用する方針。清水病院事務局は、資金繰りが逼迫(ひっぱく)していて移行は避けられないとの見通しを示した。本年度は不採算医療維持のために市が定期的に拠出する負担金を前倒しで受けていると説明。実質的な赤字補填(ほてん)として通常は翌年に支給される補助金も、前倒しの拠出を財政部局と協議する可能性があるとした。
同事務局によると、24年度に入院10万7287人(1日当たり293.9人)、外来15万9353人(同655.8人)だった患者数は、25年度に入院9万4172人(同258.0人)、外来13万6195人(同562.8人)に減少。本年度は上半期時点で入院4万3074人(同235.4人)、外来6万3160人(同517.7人)と、大幅減が避けられない見通しになっている。
厚生委は、指定管理者制度導入のための病院条例改正案を可決すべきと決定した。
(清水支局・山本一真)
(静岡新聞2026年10月3日朝刊12面)
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