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資料

病院からの回答に対する、会員アンケート集計結果(5)

3.院長との話し合いについて-4

Oさん:

 院長との話し合いの場が持てることになっただけでも一歩前進したと 思います。しかし、まだまだ清水市立病院は閉鎖的で、被害者が懇話会に参加することが、公平な立場ではないとのことですが、医療行為 者の立場も、患者の立場も平等なはずですから、院長の考え方がおかしいのではないでしょうか。被害者をぬきにして話し合って良い病院 になっていくはずがないと思います。

  先日の静岡新聞に浜松の聖隷三方原病院でHP上に、年度別「医療行 為比較報告」の掲載を始めたとありましたが、その中で、新居院長が「インフォームド・コンセントの本質は患者の自己決定権の尊重・マ イナス情報もきちんと患者に渡すのが真の情報開示」とし、「同報告の公表自体は大したことではない。患者が自分の体のことを医療者側に 依存する傾向がまだ強い中で、自己決定を促すサポートを、きちんと行なっているかが重要」とありましたが、清水市立病院も聖隷病院の ように、カルテ開示の理念がしっかり示されるように、開かれた病院になっていくことを要望します。

Pさん:

 私は仕事がら多くのお客様のお宅に伺います。やはり、一番心配事は、病院の不明点が多いため、安心して入院・通院ができないということがわかりました。特に、看護婦さんの対応が悪すぎるとか、本当に治ってきているかが不明の点が今も現状かわらない気がしているようです。

 又、他の方は、別の病院へ移す勇気がなく、医院がすすめないのはあたりまえかもしれないが、なにか移したい事をつげても聞き入れてもらえないのが現状のようです。改善策はあるのか、疑問点はまだまだありそうです。

Qさん:

・主治医(それも経験の少ない若い医師)がころころ替わると、患者は不安になる。実際、自分は2年間で3人も替わり、3人目の研修医と思われる医師は、通院の期間9ヶ月も「大丈夫」「順調です」と言いながら、その翌月には「先の見通しが立ちません」「症状固定にしましょう」と無責任にほっぽり出された。怒りで一杯だった。その医師は自分で「今年いっぱいはいます」と言っていたから、1年間の勤務予定だったと思うが、患者には、どうその言葉が聞こえるか考えたことがあるのか。「後は後任の医師にでもまかせよう」ととられても仕方のない言い方だ。

・基本理念から「経営基盤の安定」は、はずせ。「患者の権利」を大切にする言い方に改めよ。勝手に赤字にしておいて、患者には、そんな事は関係ない。

・これだけ医療ミスの問題が表れ、報道もされているのに、リスク対策とか、具体的になされているのか。第三者の目を入れ、監視体制を作れ。でないと、ミスの隠ぺい体質は(口先ばかりで)絶対なくならない。

・ カルテ開示はいいが、開示委員会を通して1ヶ月もかかるとはどういうことか。都合の悪いことは、そこで改ざんさせるつもりか。それとも「そういう姿勢でやってます」というポーズだけか?免許書き換えだって即日の時代だ。患者の医療上の情報は、患者本人のものだと、森功氏も言っている。

Rさん:

(清水)市立病院と聞いただけで、「行けないよね」とか「ひどいんだってね」といった様に、悪いうわさばかりを聞く事が多いように思います。自治体の病院で、これだけ問題の多い病院も少ないでしょう。少なくとも、私の周りの友人・知人は、自分の家族だけには、清水市立病院には行かさない主義だらけです。

 なぜ、そんなに悪いうわさばかりなのか。病院の窓口・外来受付、病人と直接初めに接する人の対応の悪さが、まず第一です。「やさしさ」「親切」とは、かけはなれたような対応・・・これでは、又、行こうとは思えないと思います。何とか、受付はがまんをして受診しても、次に待っているのは医者です。"オウヘイ"を絵にかいた様な医者。何を聞いても納得できる返答がなかなか聞く事もできないような病院では、自分の体が病に勝つ前に、心身の心の方が、又、別の病にもなりかねません。

 正義の味方「赤ひげ先生」のような医者が一人として清水市立病院に居ない現実をしっかりと院長・職員が自覚し、大きな大きな病院の構造改革をしていってほしいものです。

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